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山男に会いたくて。


【あの中津江村にて杉の伐採現場を取材してきました 】

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数年前にサッカーのワールドカップでカメルーン選手の滞在で有名になった

大分県と福岡県の県境にある中津江村にやってきました。

中津江村といえば林業。林業の現場をこの目で確かめに来ました。

DSC00088中津江.jpg

今日お相手いただくのは地元に育ち、林業に関わって20年以上。
生まれも自分と同じ昭和43年で、只今42歳の川津洋二さんです。

余談ですが、自分の名前がりょうじなので、とても親近感が。。。

待ち合わせには洋二さんが指定の場所まで迎えに来てくれました。

DSC00094出会い.jpg

つつみ    こんにちは。

洋二さん   どうもこんにちは。

つつみ    はじめまして、、、ではなくて今日二回目ですね。

洋二さん   え、そうでしたっけ?

つつみ    何年か前にダムの横のログハウスで村の皆さんで飲んだときに自分も居たんですよ。

洋二さん   あ〜っ、なんか思い出してきました。。。そうでしたね。ど、どうもご無沙汰です。


つつみ    今日は林業の現場を見せていただけるということでお忙しいところほんとすいません。

洋二さん   今日は間伐の仕事をやりますので、気をつけて見てってくださいね。
        まずは、ちょっと道具の手入ればしますね。
        チェーンソーの刃を研ぎます。

DSC00083研磨.jpg

つつみ    手入れしながらでもお話いいですか?

洋二さん   はい。

つつみ    洋二さんなりに林業の現状を教えてもらえませんか?

洋二さん   どんな仕事でも一緒かも知れんけど、杉の単価が下がっちょーね。
        前は1リューベ(*)2万円で市場で売れると12000円くらいは地主さんと自分たちに
        入っていたんやけど、今は1リューベ8千円くらいになっちゃって、補助金をくっつけて
        仕事を作らんと何も残らなくなりました。(*)1リューベ=1立方メートルです。

つつみ    自分も家具の仕事をしてるんですけど、同じようになっていますね。

洋二さん   はー、そうですか。やっぱりどこも一緒ったいね。

        それじゃ、切りにいきましょうか。
        今日は3本に1本の間隔くらいで、若い木から50年くらいの木を間伐します。

つつみ    それでは、よろしくおねがいします。

DSC00095後ろ姿.jpg

つつみ    ところで洋二さんにとって山の仕事の魅力ってなんですか?

洋二さん   そ〜ね〜 まわりが自然に囲まれて、ストレスだけはまったくないところで仕事しているっていう
        とこやろね。
        あとは、運命みたいなもんで、山に生まれて、山で育ったっちゆー、それだけのことだと思います。

つつみ    なるほどですね。自分も家具屋の息子に生まれて、家具屋になっているんで、同じなんですね。

洋二さん   それじゃ、切りはじめるのでちょっと下がっとってね。



     と言って、洋二さんは4本ほどたて続けに杉にチェーンソーを入れ、杉を切り倒しはじめました。

DSC00114のこ入れ.jpg

    バキバキバキ〜 ズド〜〜ン となぎ倒された杉の木の音が山あいに響きます。

DSC00123瞬間.jpg

    下草を切り、杉を切り倒すことであたり一面に山の香りが立ち込めました。

    なんとも言えない香りで、本当にきもちいい一瞬でした。

    杉を4本切っただけなのにあたりには今まで隠れていた日の光が差し込んで、

    ちょっと肌寒かった空気がいい感じにほっこりと温かくなるのを感じました。

DSC00136倒木と林.jpg

洋二さん   だいたい50年くらいやろーか

つつみ    それくらいですね、きっと。

DSC00127年輪.jpg

洋二さん   この木は杉の種類の中で、ヤブクグリちゅーて根元が少し曲がっていて、枝が硬いんよね。

つつみ    へ〜 杉にも種類があるんですね。

洋二さん   自分たちも杉を見ただけですぐにわかるものは少ないけど、たくさんの種類があるんよね。

DSC00132男前.jpg

洋二さん   ところでつつみさんは杉で家具をつくっているみたいやけどどうして杉で?

つつみ    日本にはこんな感じで本当にたくさんの杉の山があって、そこで働く人たちがおるのに
        なかなか杉が使われずにいろんな人たちが困ってますよね。
 
        また、こんなECOの時代になってもたくさんのエネルギーを使って海外から材料を
        仕入れたりしているし。

        だから、まず、自分たち家具屋としては、日本にたくさんある杉を有効活用しないと
        いけないと思いまして。。。
 
        ようじさんがこうやって切ってくださる杉がもっとたくさん使われるように微力ながらも
        がんばっているところです。

洋二さん   そりゃ〜いいことしよるねぇ

つつみ    ありがとうございます。がんばりますんで、ようじさんもいい仕事してくださいね。

        それじゃ、お忙しい中、仕事のお邪魔をして本当にすいませんでした。

洋二さん   いえいえ、いつもあんまりしゃべらんと仕事をしとるから、今日はなんだか刺激になったよ。
        こちらこそ、どうもでした。

つつみ    そうだったら、ちょっとうれしいです。今日は本当にありがとうございました。


    最後に洋二さんと一緒に記念撮影。

DSC00152ツーショット.jpg

山仕事の大変さとかっこよさを実感した一日でした。

もっともっと日本の杉で作った商品がお客様のお手元で活躍できるように、自分たちも日々がんばって

いきたいと思う今日この頃です。

帰り道、うず高く積まれた杉たちが、家の柱や家具の材料として活躍できる日を待ち望んでいるようでした。

DSC00153丸太.jpg

         (これからも、ものつくり現場の取材はつづきます。。。)




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